`06年3月4日 Theater On Ice 2006、東京有明コロシアム 結果はどうであれ、トリノでメダルを獲得しているであろうスケーターが、 3月4日という驚きの日に、ここ日本に集結するとあれば、行かないわけにはいかない! ってことで奮発してSS席をゲットし行ってきました。 (なんとこのチケットはプレミアがついて12万というエライ金額になってましたけど…) 結果として、金メダリスト初演技となったスケーターが3組(プル・荒川・トトマリ) 前回以降を合わせると5組!!というショーになったわけです。 予めイーラの欠場は分かっていたけど、現地に行ってみると村主も欠場とのこと…。 2人とも体調が相当やばかったらしいです…(時期的に無理があるよね) 私達はイーラ欠場を悲しみと安心で受け入れていました。 (イーラはめちゃくちゃ見たかったけど、まだ荒川と同じリンクに立たせるわけにはいかない!!) 今回の席は頑張ったにも関わらず、SSギリギリ…やっぱりアイクリに入会する必要がある!! 来シーズンの東京ワールドを考えると、早いめに対策を練らなければいけない!!! ↓以下はショーのメモ的感想↓ リンクは代々木に比べてめちゃくちゃ小さくて、こんなところでフィギュアができるのかっ!?ってくらい。 その上、小さいせいで恐ろしく『寒いっ!!!』(←会場に入った時のカイジとロミオの最初の言葉) すでにライトアップとスモークでいかにもショーっぽい雰囲気。 <オープニング> ・オリンピックの歴史の流れをアナウンスと選手の演技で振り返っていくという形式。 ・生プルと生グェンダルがかっこよすぎて、他選手をあまり覚えていない(笑) ・全員衣装はいつも試合やEXで着ているようなもの。 ・プルと荒川さんの拍手が異常に大きい(おそらくにわかfanが多いため) <前半> ★SURYA BONALY 非常に有名な選手で、生で演技が観れたことに感謝☆ 軽快な曲にのって終始ノリノリな印象。バックフリップの時は会場中が沸いた!! ★NOZOMI WATANABE & AKIYUKI KIDO 今シーズンのODを披露。蛍光のピンクと黄色がやたらに脳裏に焼きついた! アッキー(笑)が跪いて手を挙げるところはちょうど私達の方を向いていた(笑) ★VICTOR PETRENKO 帽子とステッキを使ったお洒落なナンバーを披露。 にわかが多い会場だったため拍手が少なく、私達のとなりの人たちは 「誰これ?」って言っていた(ムカついたので負けじと拍手!) トリプルは厳しい面もあるが、さすがに貫禄があった。 ★VLADIMIR BESEDIN & ALEXEI POULISHOUCK ショーに絶対に欠かせないこの2人!!めちゃくちゃ生で観たかった!! 本当に「瀕死の白鳥」は名ナンバーで数々のアクロバットで驚きの声があがった。 ★TAKESHI HONDA 太った!?これがプロの初演技で演技後には挨拶があった。 ペトレンコが花束を持って登場し「プロの世界にようこそ」と歓迎。 ★MARINA ANNISINA & GWENDAL PEIZERAT 生のグェンダルは本当にかっこよくてカイジが興奮で倒れそうになっていた(笑) アニシナ姉さんはウワサ通りちょっと太った?幸せ太り?ってカンジだったが、 赤い衣装に身を包みグリーンのショールを上手く使った大人っぽい素敵なナンバーを披露。 何年経ってもまったく鈍っておらず、揺るぎない演技を魅せつけてくれた!! アマ時代に生で観たかったなぁ〜〜。 <後半> ★IRINA GRIGORIAN 初来日らしいフラフープ使いの美人さん。 恐ろしい数のフラフープと四角い謎のキューブを操っていた(笑) ★MIKI ANDO 試合の時より表情も動きも良かった。 もう一歩前進するには、まだ何かが欠けているような気がする。 ★ELENA GRUSHINA & RUSLAN GONCHAROV この2人はなぜか衣装が白ばっかりで、今回も魅惑の白だった。 お得意のビールマン型のリフトでは会場も沸いていた。 でも、ゴンちゃんの顔って一度見たら一生忘れられない顔だよね(笑) ★DAISUKE TAKAHASHI 流れがあって、試合時にはなかなか出せない雰囲気があって良かった。 ステップも評価されるだけあって滑らか。でも… どうして「試合」が付くとこの演技ができないんだろうね(苦笑) ★VLADIMIR BESEDIN & ALEXEI POULISHOUCK 再度登場!今度は闘牛士の演技!!なんか彼の牛姿が可愛く思えてしまった(笑) ★TATIANA TOTMIANINA & MAXIM MARININ 黒の素敵な衣装で登場し、この狭い会場でスローインを見せてくれた!!! この2人がリンクに登場するだけで、空気が締まるカンジがする。 今期はここまで完璧でもいいのか?ってくらいパーフェクトだった。 本当に素晴らしいスケーターである。 ★EVGENI PLUSHENKO ……「最高っ」……って言葉しか出てこない。 生で観ると本当にめちゃくちゃかっこ良いのだっ!!! 金髪がさらさら流れて笑顔が…もう…トスカの名演技も重なって即KOだった(笑) リンクが狭かったから4回転はなかったけど、豪快で美しいトリプルアクセル、 超高速で隙のないステップ…まさに「KING ON ICE」そのもの!!!!!! 今度は絶対に試合の時の迫力の演技を観てみたい。 ★SHIZUKA ARAKAWA アナウンスで「スズカ」と間違われていた。 リンクが狭いのでイナ・バウアーがストレートではなく、弧を描いていた(笑) <フィナーレ> これが楽しいショーの見所!!今回は男性陣は帽子にステッキ、女性陣は黒の魅力的な衣装で登場。 リンクの端にテーブルと椅子があって、順番に出てきたり、座って遊んだり自由な雰囲気が良かった。 ナベキドがオペラ座の怪人を演じてる時には、テーブルにてグウェンダルとゴンちゃんがステッキで 帽子をキャッチボールし始めて、ナベキドファンとそれに気付いてなかったお客さん以外は 全員そこに注目していた(笑)なんかそれが、いかにもグェンダルっぽくてかわいかったのだ! 本田君はフラフープ使いのイリーナに誘惑され、プルは安藤さんとエスケープと なかなか楽しい演出で、一番良かったのは何故か懐中電灯を持った大輔とトトマリの絡み! 大輔は殺害され、鍔の大きい帽子を被ったトットミアニーナは最後にマリニンを殺害しポース! トットミアニーナはかっこ良すぎだし、マリニンは倒れたままで去っていったし(笑) こういうのがショーではお客さんにとっても選手にとっても一番楽しいんだと思う。 試合は結果によって嫌な気分になったりするけど、ショーがいつだって楽しいのです☆