マ行〜ヤ行

「マイ・プライベート・アイダホ」」
評価:★★★☆☆
当時輝いていたリバー・フェニックスが大胆にもゲイの男娼の役を
演じたのが一番の見所でなかなかセクシーで良かった。
でもラストはマイクの立場に立って見たら満腹感は得られなかった。
好きな人が違う人と(この場合は異性)結ばれるっていうのはどんな時も辛いことである。
この映画には全体的に男臭さと無骨な愛が漂っていて本当に大都市の
片隅にある風景に迷い込んだようである。
親無しの子供が一人で暮らしていくにはいつも厳しい現実が体当たり
してくるもんなのだと深く思わずにはいられなった。
こういう稼業をしていてもすごくピュアで繊細な心を持ったマイクをリバーがその
透明感で上手く演じているのだが…残念なことにキアヌが今ひとつとても重要な
スコットを演じ切れていない。
だから大根役者なんて言われるんだよ(笑)

「ミスティック・リバー」
評価:★★★☆☆
あの俳優陣の名前を見たら、映画好きの人間なら誰でも見たいと思う作品だろう。
だって、ケビン・ベーコンにティム・ロビンス、ショーン・ペンだもの!
なんて濃いキャラ達なの…。
それプラス監督があのクリント・イーストウッドときたもんだ!!(まあ、抑えて 汗)
で、実際に内容に触れると、テーマはとてもおもしろが
俳優陣それぞれの味が濃〜〜く出たキャラが良いせいか、
ラストの締めの甘さが目立ってしまっているような気がする。
ラストに後一ひねりあればもっと良くなったかもしれない。















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